9月4日の台風により、風雨が最も強かった午後2時頃~翌朝7時頃まで、辺り一帯が停電したんです。
私は関西在住なのですが、停電を経験したのはいつだったかな~と考えても思い出せないぐらい、物心ついてからは停電に遭ったことがありませんでした。
阪神淡路大震災の時にも、今年6月の地震でも。
そのため油断していたことへの反省も込めて、少しまとめたいと思います。
停電の時に必要だと思ったもの
ラジオ
非常時の鉄板アイテム、ラジオ。
停電になりテレビの電源が落ちた途端、一気に情報難民になりましたので、備えておくに越したことはないと思いました。
スマホ用充電バッテリー
停電になって一番不安だったのはスマホの充電残量です。
Wi-Fiは繋がらない固定電話も通じない中スマホの存在は頼もしく、改めて重要性を実感しました。
特にTwitterは、「(市町村名)停電」だったり「○○電車」など、とにかく知りたいことを検索すると誰かがつぶやいてくれてるため、欲しい情報をピンポイントで収集することが出来とてもありがたかったです。
(大規模停電の混乱で関西電力のHPには、私が住む地域の停電情報は乗ってませんでした)
家族との連絡が必要だったので、使わないように気を付けていてもジワジワ減っていく充電
そんな時にフル充電しておいたモバイルバッテリーが役立ちました。
LEDライト
ランタンを準備するのが一番だと思います。
残念ながら我が家は購入しておらず、家に有ったのは、100均の「LED懐中電灯」と、イケアの「RAMSTA(ラムスタ)」× 2個でしたが、それで何とかしのげました。
100均の懐中電灯
家の中を歩く時、何かを探す時など、これ1つで十分事足りています。
動かない時にはコップに立てて天井を照らしていると、周りがほんのり明るくなりました。
100円ですし、小さめのLED懐中電灯は「家族の人数分」用意していた方が安心だと思います。
懐中電灯と水を入れたペットボトルで簡易ランタンが作れるそう
皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合は
コップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。 pic.twitter.com/2g7jp5l6rR— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年3月1日
ずっと以前にこのツイートを目にしてましたが、肝心の停電時にはすっかり忘れてました。
パニックにならず「記憶の引き出しを整理すること」も大切な要素ですね!
イケアのRAMSTA(ラムスタ)
イケアの大人気商品、電池式LEDミニランプです。
299円(電球は3球、単4電池3個使用)
ライトの部分をタッチする簡単操作で点いたり消えたりします。
こちらも直径が7cmと小さいんですが光が広がるため、テーブルの上に置いておくだけで、辺りがほんのり明るくなりました。
裏に磁石が内蔵されていて、金属部があると簡単にくっ付けられます。
役に立たなかったLEDキャンドルライト
LEDのキャンドルライトが数点ありましたので、万が一停電になってもそれで大丈夫だろうと安易に考えてたんです。
結論から言いますと、ルミナラ等のLEDライトは全く役に立ちませんでした。
真っ暗。
停電の時に役に立ったもの
保冷剤
溜まってたので処分しなければ…と思ってた保冷剤でしたが、冷凍庫から全て取り出し、冷蔵室の食品の上に乗せました。
通常だと庫内の温度がどれだけ上がってたのかは分かりませんが、入れないよりは冷たさを保っていたと思います。
暑い時にはタオルで巻いて首に当てるといいし、今後ある程度の量は冷凍庫で保管しておこうと思いました。
ハンディファン
停電になると当然エアコンも止まりますし、風雨が強い時は窓も開けることが出来ないので、気温が下がってるとはいえ暑く感じる事もありました。
そんな時に役立ったのが携帯扇風機です。
今年は特に暑かったので買ってたんですが、思わぬところで活躍してくれました。
まとめ
災害対策グッズはしっかり準備するに越したことはないと思いますが、今回停電を経験してみて、『停電のみ』であれば、コンパクトな装備でも十分だと感じました。
モバイルバッテリーとLEDライト(懐中電灯)
とにかくこの2つさえ有れば、1日ぐらいの停電なら何とかなると思います。
今回はまだ暑い時期の停電でしたが、季節が変わると対策も変わってきますよね。
いつ起こるかわからない地震と違って、台風はある程度予測がつくので、どうぞ慌てずに備えをなさって下さい。
また何か思い出したら追記していきます。
☑ 懐中電灯用の乾電池は古くなっていませんか?
予備の電池の保管方法と捨て方をまとめています。